あらまきは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のメーカーを除かなければならぬと決意した。あらまきにはPCがわからぬ。
あらまきは、会社の奴隷である。Excelを開いたり閉じたりして遊んで暮して来た。けれども亀頭に対しては、人一倍に敏感であった。
今日未明あらまきの元に倉庫を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の名古屋の市にSSD二種がやって来た。
あらまきには最高のグラボも、CPUも無い。サウンドカードもない。合計四テラバイト、SSDと五人暮しだ。このSSDは、蒸気の割れ遊戯を、近々、花婿として迎える事になっていた。
結婚式も間近かなのである。あらまきは、それゆえ、新規格のM.2のSSDやら増設用SSDを買いに、はるばる密林にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから密林の大河をぶらぶら眺めた。あらまきには竹馬の友があった。AVとエロゲのデータである。今は既存のSSDで、データの肥やしをしている。その友を、これから移動するつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにあらまきは、SSDの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、PC全体が、やけに寂しい。のんきなあらまきも、だんだん不安になって来た。インターネットで逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに密林で買い物したときは、夜でもPCが歌をうたって、賑やかであった筈だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。あらまきは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「クルーシャルは、ディスクを壊します。」
「なぜ壊すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんのデータを殺したのか。」
「はい、はじめは童貞を捧げたSSDを。」
「おどろいた。クルーシャルは乱心か。」
ああああああああああああああああ”あああァああああああああああああああああああああああああああああああああああああアあああああああああぁああああアアアああああアあああああああああああああァああああああああああああぁああぁあァ!!!!!!!!!!!
新しく買ったCrucial製のSSDが2つとも初期不良で認識しない
Crucialの社員と家族もろとも苦しんで○ね
ちなみにディスクの管理でフォーマットしてないだとか、ケーブル(8本試した)のせいだとかマザボ(4箇所試した。M.2は1か所だけ)のせいだとか接触不良だとかじゃない。こんなんあるか???????????
コメント
ひっそりしているってところが面白かった